ウィッグのカールが落ちてしまった時、髪型に飽きてしまったなんて時にはどうしますか?手っ取り早いのは新しく買い直す事ですが、まだ使えるのに買い替えるのは勿体ないですよね。
カットをするのは勇気が要るし、コテでちまちま巻くのは面倒なんですよね。そんな時には、自分でお湯パーマに挑戦してみるというのも良いものですよ。
人工毛ならお湯でパーマがかけられる
地毛にパーマをかけるときには、パーマ液が必要になりますよね。しかし、人工毛を使ったウィッグには、お湯でパーマがかけられるんです。人工毛は熱から冷める時にクセが付くので、お湯で熱した後に冷やしてあげればパーマがかかるという訳です。
髪を巻くだけ巻いて、一気に過熱・冷却を行うので、コテで巻くよりも短時間で仕上がります。いくら耐熱のウィッグでも、直接火に当てれば燃えてしまいますので、間違っても直接火にかざすのは止めましょう。
ウィッグのお湯パーマの長所と短所
コテを使ってカールをする時は、ウィッグを軽く湿らせ、少しずつ髪を巻いていきますよね。髪を巻いて熱し、巻きを崩さないようにコテを抜き、そのまま静かに冷まさないといけません。太巻きにしてしまうとうまくカールが出ないので、ウィッグ全体をカールするとなると、結構な手間と時間が掛かってしまうんですよね。
お湯パーマなら続けて巻いて、加熱も冷却も全体を一気に行うのでタイムロスが防げます。カーラーで巻けばくるくるウェーブ、三つ編みならワッフルタイプ、混在させればボリュームウェーブも作れます。ただし、様子を見ながら調整できるコテと違い、お湯パーマはカーラーを外してみないと仕上がりが分からないという欠点はあります。
お湯パーマってどうやるの?
必要なものは、カーラー、ウィッグが入るサイズの鍋、お湯、冷水です。カーラーを巻き終ったウィッグを、沸騰して火を止めた鍋に入れます。投入してから1分経ったらお湯を捨て、ウィッグを冷水でガンガン冷やしましょう。
しっかりと冷えたらウィッグを取り出し、カーラーを外して乾燥させれば終了です。熱湯から取り出す時に、箸やトングを使うと掴み損ね、せっかくの巻きを崩してしまったり、お湯が跳ねて火傷の恐れがあるため、思い切ってウィッグごとシンクに鍋の中身をあけてしまうと良いですよ。
使用するカーラーは、マジックタイプのものだと髪が絡みやすいので、プラスチックのカバータイプのものか、ピンタイプのものを使いましょう。冷える前にカーラーを外したり、ドライヤーの温風で乾燥させると、カールがうまく出ないことがありますので注意しましょうね。
お湯パーマをキレイに仕上げるコツは
失敗しないコツは、毛先まで丁寧に巻く、一気に冷やす、それだけです。毛先を乱したまま巻いてしまうと、当然毛先の折れた仕上がりになります。冷却が不十分だと、取れかけパーマのような中途半端なウェーブになってしまいます。
真冬なら水道水の温度でも大丈夫ですが、なるべくなら氷か保冷剤も使って冷やすようにしましょう。お湯を沸かすコンロが無いなら、電気ポットのお湯でも何とかなりますが、沸いた直後のお湯を使うようにしましょうね。
ウィッグにお湯パーマをかけても、ヘアアイロンでストレートに戻す事はできますし、コテを巻いて微調整することも可能です。縦巻き、横巻き、三つ編みパーマ、思い立ったらすぐできる、お湯パーマでアレンジを楽しんでみてはいかがでしょうか。
お湯パーマ紅茶染めしてゆ pic.twitter.com/B5wm5lPRag
— いしきかえる(이시키) (@ishiki_frog) March 5, 2019
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