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生理前のイライラに抑肝散という漢方薬がおすすめかも!

生活・健康

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生理前のイライラ感、みんなはどうやって抑えているの?もしかしてこんなにイラつくのは自分だけ?なんて思う事ってありますよね。直接話題になることは少なくても、実際には非常に多くの女性が心身の不調に悩まされているんですよ。

月経前症候群の症状はツライけど、精神安定剤を使うのは控えたい、抑肝散はそんな方に選ばれている漢方薬です。

漢方薬ってホントに効くの?

漢方薬は気休めレベルだと言う人もいます。確かに化学製剤ほどの即効性はありません。でもそれは、漢方薬が効かないからではなく、作用の仕組みが違うからです。

例えば頭が痛い時には鎮痛剤を飲めばすぐに痛みが和らぎますよね。鎮痛剤は痛みを感じさせるプロスタグランジンというホルモンの働きを弱める作用があるため、飲むとすぐに効果が感じられますが、痛みの原因を取り除く作用はありません。

漢方は飲み続ける事で体質を改善し、不調の出にくい体にするために飲むものです。いますぐに症状を緩和したいというのなら化学製剤向きですが、慢性的な不調から解放されたいと思うなら、漢方薬の方が向いています。

抑肝散ってどんなもの?

もともとは夜泣きや癇癪を鎮めるための小児用のお薬でしたが、不眠、情緒不安、自律神経失調症、血の道症にも効く事から、成人にも処方されるようになった漢方薬です。

血の道症とは、女性ホルモンの影響で起こる不安感やイライラ感や体の不調などで、月経前症候群や更年期障害の症状の一つのようなものです。

使われている生薬は、白朮(ビャクジュツ)、茯苓(ブクリョウ)、川きゅう(センキュウ)、釣藤鈎(チョウトウコウ)、当帰(トウキ)、柴胡(サイコ)、甘草(カンゾウ)の7種類ですが、メーカーによっては白朮の代わりに蒼朮(ソウジュツ)を配合しているものもあります。

抑肝散の成分の効能は?

生薬の名前だけ見ても、普通は効能までは分かりませんよね。漢方は組合せの相乗効果で効能が高まることがありますが、生薬にはそれぞれ薬効があります。

白朮 健胃作用、体の余分な水分を排出する作用、発汗を抑える作用
茯苓 利尿作用、鎮静作用
川きゅう 血行促進作用、鎮痛、鎮痙、鎮静作用
釣藤鈎 鎮痛、鎮痙作用
当帰 血行促進作用
柴胡 抗炎症作用、緊張緩和、鎮痛作用
甘草 生薬同士の馴染みを良くする作用
蒼朮 健胃作用、体の余分な水分を排出する作用、発汗を促す作用

古来から配合されてきたのは白朮で、蒼朮は代用品という表現を用いられる事がありますが、蒼朮が白朮に劣っているという訳ではありません。主な薬効の健胃作用や水分排出作用は同程度です。白朮はむくみやめまい、吐き気にも効き、蒼朮は冷え性や夜盲症にも効きます。

生理前のイライラ解消に抑肝散が効く

薬効でお気づきかもしれませんが、抑肝散には鎮静、血行促進、水分排出、健胃作用が目立ちます。体に余分な水分が溜め込まれていると、消化機能が弱まり、栄養の偏りや自律神経の不調を招きます。

自律神経が乱れれば、不眠やイライラ感、感情の乱れが起こりやすくなります。余分な水分を捨て、胃腸機能を高め、鎮静作用で心が安定し、生理前でもイライラしにくくなります。

実は抑肝散には改良バージョンがあり、生理前のイライラ解消に特化した抑肝散加陳皮半夏というのもあります。抑肝散加陳皮半夏とは、抑肝散に陳皮(チンピ)と半夏(ハンゲ)を加えた漢方薬です。陳皮も半夏もリラックス作用と体を温める作用のある生薬です。

漢方は効果が実感できるまでに時間が掛かるものですが、抑肝散や抑肝散加陳皮半夏は、体質に合えば比較的早く効果の出るものですので、来月のイライラ軽減を目指し、試してみる価値はあるのではないでしょうか。

抑肝散は通販でも買えます

レディースクリニックでなくてもかかりつけの病院や内科でも処方してもらえるお薬ですが、普通に薬局でも購入できますし、通販でも買うことができます。

病院に行くと診察料もかかりますし、時間も取られ、風邪やインフルエンザなども感染してしまう可能性もありますよね。ドラッグストアや通販で購入するほうがいろいろ便利だと思います。

商品名 価格 送料
【第2類医薬品】クラシエ抑肝散加陳皮半夏エキス 24包 1,575円 598円
ビタトレール 抑肝散加陳皮半夏エキス 細粒(30包) 1,774円 648円
3個セット 抑肝散加陳皮半夏(よくかんさんかちんぴはんげ)24包×3個 5,800円 送料無料
一元乃錠剤 抑肝散 350錠【第2類医薬品】 2,727円 送料無料

上記の価格は楽天市場で販売されている抑肝散の抜粋です。月に換算すると5000円程度の費用がかかります。

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