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口だけで動かない上司に不満が爆発する前に!【行動する上司に進化させる】

ウザイ上司の対処法

仕事での悩みを聞いてみると「上司との人間関係」と回答する人はとても多いです。自分は忙しく働いているのに、上司が全く動いていないと非常にストレスですよね。さらに、そんな上司から責任を押し付けられたりしたら、部下の不満は爆発してしまうかもしれません。

では、動かない上司のもとで働くこととなったらどうすれば良いのでしょうか。それは、部下という立場から上司の態度が変わるようにアプローチをするのです。

動かない上司は部下がコントロールする

上司と部下という関係を考えるとき、部下とは「上司から指示を受け、それに従って働く」と考える人が大半です。確かに、信頼でき自らが手本となるような上司であれば、その関係性で仕事が成り立ちます。

しかし、部下に仕事を押し付けて、自分はいかに楽をするかと考えている上司もいます。この場合は考え方を変える必要があるのです。上司を「指示を出す人」ではなく、「自分が仕事を行う上での協力者」と考えましょう。

ここで注意したいのが、上司を「その立場から引きずり下ろす」ようなことと勘違いしないことです。あくまで「自分の仕事を行いやすくする」ことが目的で、上司が協力的になる状況を目指すのです。

では、動かない上司をコントロールするには、具体的にどのようなことが必要なのでしょうか。

上司への理解を深める

上司をコントロールするには、まず上司を知ることが必要不可欠です。よく知らないままにコントロールしようとすると、上司から反感をかってしまい、逆に仕事がやりずらい状況になってしまう危険性もあります。

上司の立場を理解する

動くにしろ動かないにしろ上司には「権限」が与えられています。それは、部署の人員を補充することであったり、事業に対して資金を投資することであったり「人や金」を動かすことのできる権限です。

ゆえに、部下が仕事を行うことは、上司の協力なしには無理なのです。

上司のプレッシャーを理解する

また、上司という立場は様々なプレッシャーを抱えることも事実です。常に何かの仕事やノルマや期限に追われているでしょう。なので、今上司が最もプレッシャーを感じている事は何なのかを理解することが大切です。

上司にとって最優先の仕事において、あなたが成果をあげると、その真摯に取り組む姿勢はとても頼もしく感じることでしょう。また、プレッシャーから解放された上司の心には余裕ができ、あなたに協力したいという気持ちが生まれるかもしれません。

上司の好みを理解する

そして、上司があなたに協力的になったら仕事の進め方を「上司の好み」に合わせてみましょう。
上司も人間ですから、個性やタイプによって仕事の進め方に好き嫌いがあります。

具体的には、「連絡を取る手段はメールと電話ではどちらが好きなのか」「報告を受けるなら口頭と文書どちらが好みなのか」といった初歩的な手段の好みも十人十色です。

上司の好みに合わせた仕事の進め方をすると、信頼を抱いてもらいやすくなります。信頼を抱かれると、あなたが仕事をすることに上司は協力的になります。そのためには、「嘘のない報告」「期限を守る」「指示を正しく理解する」などの基本的なことを着実に積み重ねることが重要です。

上司への働きかけ

上司への理解が深まったら、実際に部下の側から働きかけていきましょう。

積極的な「ホウレンソウ」

上司との協力関係を作るには、積極的なコミュニケーションが必要です。とはいえ、どんなコミュニケーションでも良いわけではなく、部下という立場から「報告、連絡、相談」のホウレンソウを頻繁に行うことが大切です。

上司が部下の働きについて、知らないことがないようにしておくと、関係性は自然に密なものとなります。

受け身にならない姿勢

上司にあたる人が自分に合わないと、つい受け身になってしまったり避ける傾向があります。しかし、そういった姿勢は相手に伝わり、関係性は悪くなる一方です。

決して上司から逃げたり、開き直って受け身にならず、こちらからのアプローチを大切にしましょう。このアプローチとは、上司の性格や好みを理解した上で仕事を積み重ね、信頼を勝ち取ることを意味します。

上司へ提案をしよう

仕事において良い案が浮かんだものの、上司に言えず終いになったことはありませんか。上司のプライドが高いなどの壁によって、良いアイデアを言うタイミングが無いのは非常にもったいないことです。

こういった場合、自分のアイデアを提案する上で大切なのは、上司の案を否定しないようにすることです。「上司の案はダメだ。」といった言い回しをしてしまうと、その段階であなたの案に対して、上司の態度が否定的になることは明らかですよね。

しかし、「上司の案に●●を加えると更に良くなる。」といった提案方法をすれば、聞こえ方は全く変わります。否定をするのではなく、改善するようにして、上司の案に自分のアイデアを被せていくように提案しましょう。

そうすることで、上司は自分の案が否定されたのではなく、部下と一緒に作ったと感じるようになります。

動かない上司のいる環境は部下が変える

大切なことは、上司に対して諦めてしまって逃げたり受け身にならないことです。上司が職場の主人公であると考えず、自分が仕事の主人公であると考えましょう。そうすれば、冷静に上司との関係を考えられるようになります。

動かない上司に対して不満を感じることは仕方がありませんが、仕事を行う環境を変えるには、その存在をネガティブに捉えず、ポジティブに考えて向き合うことが大切なのです。

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